２泊３日の家族での温泉旅行。久しぶりに家族で遠出をして観光をしながらゆっくりと温泉に浸かり過ごしていたが、我が家のある地域では台風が直撃というニュースをテレビでやっていた。一応旅行へ行く前に台風が来るかもしれないという情報はあったので、庭の飛ばされそうな物等は物置にしまったりと準備はしてきているのでさほど心配はしていなかったし、せっかくの家族水入らずの旅行なので台風のことは考えずに皆で楽しんだ。
そして３日ぶりに帰宅してみると、玄関前に木の葉や枝が散乱していて台風の威力はかなりのものだったと思われた。

家の中に入って荷物を置いていると子供達が居間の方でなにやら騒いでいる。居間に足を踏み入れるとローボードの上に置いた書物や花瓶等物が散乱し部屋中をひっくり返されたようになっていた。そして庭に面した窓ガラスに目をやるとガラスの一枚が割れている。「もしかして泥棒が？！」慌ててなくなった物がないか家中を探してみる。妻からも特になくなったものはないとの報告を受け、どうやら何も盗まれてはいなさそうではあるが、途中不思議に思ったのが部屋を荒らされたのは居間のみのようだったことである。他の部屋は出かける前となんら変わらない状態でおかしな泥棒もあったものだなと考えていると、ふと居間の隅の方に拳大の石が落ちているのを見つけた。

どうやら台風の風でこの石が飛んできてガラスを割ったらしい。泥棒ではないようでひとまずは安心ではあったが、台風が来るときはちゃんと雨戸をしめておくことを心がけた方が良いと考えさせられた出来事であった。

更新。
あの後に結局、川崎市のガラス屋にきてもらい窓ガラスを交換してもらった。